【R6年10月更新】省エネ補助金の現状と狙い目

人気がありすぐなくなってしまうと言われている省エネ補助金。

でも、実は、2024年後半(10月現在)も、募集されている省エネ補助金があるんです!

その省エネ補助金について、詳しく知らない方にとってもわかりやすく説明します。

国の省エネ補助金には2種類ある!?

2024年の省エネ補助金には、「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」というよく似た名前の補助金が2つあります(いずれも令和5年度補正予算)。

「人気がありすぐになくなってしまう!」と巷で騒がれているのは、「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」のことです。

こちらについては、今年度も1次募集が3月27日~4月22日、2次募集が5月27日~7月1日にあり、それで募集が打ち切られてしまいました。

ですが、「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」についても、事業者によっては使いやすい補助金を用意しており、まさに2024年10月現在募集中ですので、それについて今回は詳しく見ていきます。

特徴公募期間(2024年10月時点)募集類型
「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」汎⽤的な設備更新で省エネすでに打ち切り【Ⅲ】設備単位型←使いやすい!
【Ⅳ】エネルギー需要最適化型
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」⼯場‧事業場全体や電化‧脱炭素⽬的の燃転を伴う設備更新で省エネ2024年10月現在募集中
●単年度は10月31日までに申請
●複数年度は1月14日までに申請
【Ⅰ】工場・事業場型
【Ⅱ】電化・脱炭素燃転型←使いやすい!
【Ⅳ】エネルギー需要最適化型

「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」で使いやすい【Ⅲ】設備単位型と、「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」で使いやすい【Ⅱ】電化・脱炭素燃転型には、似たような点がありますので、次はそれらの補助金の比較を行います!

【Ⅲ】設備単位型と【Ⅱ】電化・脱炭素燃転型の違い

違いのわかりにくい【Ⅲ】設備単位型と【Ⅱ】電化・脱炭素燃転型の違いを、下表で徹底比較します!

「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」
【Ⅲ】設備単位型
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」
【Ⅱ】電化・脱炭素燃転型
公募期間2024年10月時点ですでに打ち切り2024年10月現在募集中
●単年度は10月31日までに申請
●複数年度は1月14日までに申請
対象設備

(いずれも主に製品カタログから選ぶ方式)
①高効率空調
②産業ヒートポンプ
③業務用給湯器
④高性能ボイラ
⑤高効率コージェネレーション
⑥低炭素工業炉
⑦変圧器
⑧冷凍冷蔵設備
⑨産業用モータ
⑩制御機能付きLED照明器具
⑪工作機械
⑫プラスチック加工機械
⑬プレス機械
①産業ヒートポンプ
②業務用ヒートポンプ給湯器
③低炭素工業炉
④高効率コージェネレーション
⑤高性能ボイラ
↑少ないのがデメリット!
補助率1/3以内1/2以内 ←高いのがメリット!
補助対象経費設備費のみ(工事費は対象でない)設備費のみ(工事費は対象でない)
補助限度額【上限額】1億円
【下限額】30万円
【上限額】3億円(電化なら5億円)
【下限額】30万円
事業期間2025年1月31日まで
(複数年度事業は2028年1月31日まで)
2025年1月31日まで
複数年度事業は2026年1月31日まで)
申請書作成の手間設備単位での申請のため、
【Ⅱ】よりもやや簡易的
事業所単位での申請のため、
【Ⅲ】よりもやや大変

複数年度事業は、事業規模が大きく、単年度での実施が困難な場合に、年度ごとの発生経費を明確に区分できれば選択可能です(【Ⅰ】工場・事業場型で複数年度事業を選択する場合には、補助対象経費が5千万円以上という原則がありますが、【Ⅱ】や【Ⅲ】には金額の要件は設けられていません)。

これから【Ⅱ】で申し込む場合には、「単年度」を選択すると10月31日までに申請しなければならないほか、令和7年1月31日までに事業を完了しなければならず、スケジュール的にかなりタイトです。それよりは、2025年1月14日まで申請可能な複数年度事業を狙って、事業の完了にも余裕をもたせるのがいいでしょう。

省エネ補助金【Ⅲ】電化・脱炭素燃転型の対象設備

次に、これから「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」の【Ⅱ】電化・脱炭素燃転型に申請する方に向けて、実際にどのような設備が対象になるのか見てみましょう。

対象設備小区分
①産業ヒートポンプ温水ヒートポンプ
空冷ヒートポンプチラー
施設園芸用ヒートポンプ
循環加温式ヒートポンプ
蒸気発生ヒートポンプ
熱風ヒートポンプ
②業務用ヒートポンプ給湯器(小区分なし)
③低炭素工業炉(小区分なし)
④高効率コージェネレーション燃料電池方式
ガスエンジン方式
⑤高性能ボイラ温水ボイラ
蒸気ボイラ

上記に示すような設備を導入する事業者は、ぜひ省エネ補助金の活用を考えてみてください!!

使わないと損です!!

申請書の作成にあたっては、省エネルギー量を独自に計算した計算書を作成する必要があるなど、事業者のみで対応するのには限界があります。

「補助金サポートベース」では、環境省認定脱炭素アドバイザー&行政書士である代表が、申請書作成のサポートをしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。